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西杉山氏の挑戦機械工学からカフェ経営までの革新の道

西杉山氏の挑戦機械工学からカフェ経営までの革新の道

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リライン株式会社
代表取締役 西杉山 幸則

略歴

大学で機械工学を専攻し、金属加工や金型作成に携わった経験を持つ。製造業から始まり、機械設計、エアコン設置を経て、独立して多業種にわたる事業を展開中。

リライン株式会社の代表取締役であり、多岐にわたるキャリアを持つ西杉山氏。機械工学から始まり、自身の会社を立ち上げるまでの道のりについて、彼の貴重な経験と学びに迫ります。

西杉山氏の多様な業界での経験が、どのようにして彼のビジネス哲学とキャリアを形作ってきたのかを探ります。

西杉山氏の経歴とキャリアアップ

まずはご自身の経歴について教えていただけますか?

西杉山

はい、大学で機械工学を専攻し、金属加工、特に金型の作成に携わっていました。学生時代からものづくりに強い興味を持ち、その流れで製造業界に入りました。

製造業での仕事はいかがでしたか?

西杉山

最初は様々なプロジェクトに取り組んでいましたが、徐々に事務作業や調整の役割にシフトしていきました。それが私には合わないと感じ、もっと実践的な技術に関わりたいと思い始め、大阪に移り、産業機械の設計を手掛ける会社に転職しました。そこで機械設計を本格的に学び、実際に大規模な機械を設計する仕事に従事しました。

機械設計から独立への転機

機械設計の仕事についてもう少し詳しく教えてください。

西杉山

機械設計は非常に魅力的で、大型のプロジェクトでは数億円規模の機械を設計することもありました。たとえば、紙パルプから製品を作る完全自動の機械の設計などです。しかし、日々の仕様変更や細かい調整が多く、繰り返しの作業に疲れを感じ始めたんです。

それが独立へと繋がったわけですね。

西杉山

そうですね、実際に手を動かして何かを作ることに喜びを感じ、エアコン設置のアルバイトを始めたのがきっかけです。それが非常に楽しく、自分で仕事を取り、直接お客様と関わることができるようになりました。その経験が自分でビジネスを始める決意につながりました。

事業を立ち上げてからの課題はありましたか?

西杉山

季節による仕事の波が大きな課題でした。それに対応するために、他の建築関連のスキルも学び、多角的なサービスを提供する会社へと発展しました。そして、法人化によって税務のメリットや、より大きなプロジェクトへの対応が可能になりました。

現在はどのような事業を展開されていますか?

西杉山

現在は設備工事から始まり、携帯基地局の建設工事を主軸に事業を拡大しています。また、趣味であるカフェやパン作りも事業に取り入れ、飲食業にも進出しました。一つの市場に依存しない安定した経営を目指しています。

西杉山氏の事業と将来展望

今後の事業展開についてのビジョンをお聞かせください。

西杉山

現在、飲食業の基盤固めに注力しており、最初の店舗が自立して運営できるようになることが短期的な目標です。さらに数店舗を増やし、ブランドの認知度を高めていく予定です。建設業に関しては、現在の規模を維持しつつ、安定した運営を続けることを目指しています。また、従業員や関わる全ての人が幸せを感じることができるような職場環境の構築も重要な目標の一つです。

今、仕事の中で最もやりがいを感じる部分は何ですか?

西杉山

売り上げが上がる瞬間ですね。建設業の時も嬉しかったですが、飲食業になってからはその感覚がより強くなりました。飲食業は人件費や仕入れコストが直接的に関わるので、利益を上げるためにはそれなりの努力が必要です。努力が数字として直接現れる瞬間は非常に大きなやりがいを感じます。

売り上げが上がるというのは、具体的にどのような感覚ですか?

西杉山

実際に数字が増えることが直接的な成果として表れるので、自分の頑張りがしっかりと評価されたと実感できます。特に飲食業は日々の売り上げが店の成否を左右するので、数字を見るたびにその日の努力が形になったと感じるんです。それが非常に具体的で、やりがいに直結しますね。

それは素晴らしいですね。では、座右の銘や好きな言葉があれば教えてください。

西杉山

「見えないものを見る」という言葉です。目に見えない機会や可能性を常に探求し、それをビジネスに生かすという意味を含んでいます。特に新しい事業を始める際には、見えないリスクや機会を見極めることが非常に重要です。

「見えないものを見る」というのは、どのような状況で意識することが多いですか?

西杉山

主に事業を拡大するかどうかの判断をする時ですね。市場の動向や顧客のニーズが直接見えないことも多いので、そういった”見えないもの”を感じ取り、判断材料にする必要があります。また、新しいメニューを考案する際にも、顧客が本当に求めているものが何かを読み解く必要があるため、この考え方が役立ちます。

なるほど、非常に戦略的なアプローチですね。今後の事業展開について教えていただけますか?

西杉山

現在は飲食業に注力していますが、将来的にはさらに店舗数を増やし、ブランドを確立させたいと考えています。また、他の業態にも手を広げてみたいですね。常に新しいことに挑戦することが、事業を成長させる鍵だと信じています。

西杉山氏の今後の活動から目が離せませんね。

西杉山氏のキャリアパスを通じて、多岐にわたる業種への適応と挑戦の重要性が浮き彫りになりました。このインタビューからは、業種を超えた柔軟な思考と、リスクを恐れずに新しいことに挑戦する勇気が、どのように個人のキャリアを豊かにするかが見て取れます。西杉山氏の物語は、変化を恐れず、常に前進することの大切さを我々に教えてくれます。

社長プロフィール

西杉山氏プロフィール画像
氏名
西杉山 幸則
役職
代表取締役
生年月日
1987年10月2日
出身地
岐阜県
座右の銘
好きなことをやる
略歴
大学卒業後、メーカーへ就職。
5年半会社員を経験した後、独立。
2020年に法人設立し、現在は建設業と飲食業を展開。

会社概要

社名
リライン株式会社
本社所在地
〒533-0014 大阪府大阪市東淀川区豊新4-20-28-203
業種分類
電気・電気通信工事業、飲食業
代表者名
西杉山 幸則
従業員数
6

特 集