特殊伐採で新たな需要を創出:井上氏が語る造園業の未来ビジョン
特殊伐採で新たな需要を創出:井上氏が語る造園業の未来ビジョン
株式会社井上造園
代表取締役
井上 杜宏
井上氏の造園ビジョン
株式会社井上造園について教えていただけますか?
井上
はい、私たちは主に個人宅や企業の庭の管理、そして伐採工事を行っています。最近は特に伐採工事に力を入れており、通常の植木屋では対応しきれない大きな木の伐採を専門的に行っています。
伐採工事とは具体的にはどのようなものですか?
井上
それは、大きくて扱いにくい木を安全に切り倒す作業です。たとえば、クレーンを使って特殊な条件下での伐採を行うこともあります。
独立からの挑戦と成功
そのような特殊なサービスを提供するに至った経緯は?
井上
実は、中学卒業後、地元の植木屋で働き始めたんですが、19歳で独立しました。当時は資金も少なく、不安も多かったですが、営業スキルと自立への意志があれば何とかなると信じていました。
独立してからのピンチやチャンスについても教えてください。
井上
一番のピンチは、事業を拡大しすぎて本業がおろそかになったことですね。解決策として、拡大した事業の管理を人に任せ、自分は造園に専念することにしました。チャンスは、多様な人々との出会いから新しいアイデアや事業展開が生まれたことです。
今後の展望についても聞かせてください。
井上
時代の変化に対応して、私たちは持続可能な事業へとシフトしていく予定です。特に、緑化事業やSDGsへの対応を強化し、新しい需要を創出していきたいと考えています。
Pick Up
井上社長の株式会社井上造園は、特殊伐採に注力。通常の植木屋では対処困難な大木の安全な伐採を専門としています。19歳で独立した井上氏は、自らの営業力と独立精神を武器に事業を展開。
今後は持続可能な事業への転換を目指し、SDGsへの対応と緑化事業を強化していく計画です。