情熱と理念が生むチャンピオン:筒井氏のジム経営哲学
情熱と理念が生むチャンピオン:筒井氏のジム経営哲学
キクリンジム
代表
筒井 康仁
略歴
インタビュー記事
キックボクシングジムキクリンジム代表筒井氏が選手からトレーナーへと転身した経緯や、ジム経営における彼の独自のアプローチ、さらには将来のビジョンについて深く掘り下げていきます。元選手としての貴重な経験 を生かし、どのようにジムを成功に導いているのか、その過程と背景を詳しくお聞きします。
筒井氏のジム経営の背景
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。まず、簡単にですが、ジムを始めようと 思われた経緯や、ご自身の経歴についてお聞かせいただけますか?
筒井
はい、元々は選手として活動していたんです。ですが、自分で選手を育てたいと思い、ジムを始めることにしました。
選手から指導者に転じるきっかけは何だったのでしょうか?
筒井
実は試合中に足の骨を折ってしまって、その怪我が引退の決断を早めました。その後、スパッと引退を決めて、指導に専念することにしました。
引退を決めた時のお気持ちはどうでしたか?
筒井
その時はもう戻りたいという気持ちはなく、すぐに選手の育成に目を向けることができました。育成の楽しさに気づいたんです。
筒井氏のトレーナーとしてのやりがい
今はトレーナーとして、何か特にやりがいを感じることはありますか?
筒井
やっぱり自分が教えた選手が試合で勝ったときですね。それが一番嬉しい瞬間です。
どのような選手を育てていきたいと思いますか?
筒井
強い選手ですね。世界で戦えるぐらいの強さを持った選手を育てたいです。
その強い選手を育てるために、何か特に意識していることや取り組んでいることはありますか?
筒井
特に決めているわけではないですが、きついことだけではなく、楽しくトレーニングできる環境を意識しています。
なるほど、それは選手にとってもポジティブな影響があるでしょうね。
ジムの急成長の背景
あの、急拡大されていると聞いていますが、その要因は何でしょうか?地元での活動も強みに なっているのですか?
筒井
はい、地元というのが大きな強みですね。知り合いの子供たちが生徒として来てくれています。地域社会との繋がりが強いことが、私たちのジムの拡大に寄与しています。
その中で、楽しみながらトレーニングをされていると伺いましたが、何を重視していますか?楽し さですか、それとも試合に勝つこと?
楽しさを重視したトレーニング
筒井
楽しさを最も重視しています。もちろん、試合に勝つことも大事ですが、まずは楽しくジムに来てもらえることが大切だと思っています。
ジムでキックボクシングを選んだ理由は何ですか?
筒井
自分自身がキックボクシングが大好きだからです。子供の頃からK-1を見て育ち、特に魔裟斗やピーターアーツのような選手に憧れていました。
現在、ジム経営において直面している課題はありますか?
筒井
特に大きな問題はないですね。日々の運営に集中していて、問題が出たらその都度対応しています。
ジムの特徴やアピールポイントはどのようなものがありますか?
筒井
我々のジムは、厳しいだけでなく楽しくトレーニングできることが一番のアピールポイントです。生徒たちが自然と楽しんで学べる環境を大切にしています。
日常のジムのスケジュールはどのようになっていますか?
筒井
朝7時にジムが開始し、11時ごろまでが主に準備と基本のトレーニングです。月曜から金曜は基本的に毎日、生徒たちと一緒に過ごしています。
座右の銘と人生哲学
日々のご活動において大切にされている座右の銘はありますか?
筒井
ええ、私の座右の銘は「全部気持ちでどうにかなる」ですね。これまでの経験から、どんな困難も気持ちの持ちようで乗り越えられると信じています。
なるほど、非常にポジティブな姿勢ですね。その考えに基づく具体的な失敗談はありますか?
筒井
失敗談と呼べるような大きな失敗はありませんが、小さな困難は何度も乗り越えてきました。それでも気持ちを切り替え、前向きに取り組むことが大切だと学んでいます。
影響と目標についての洞察
文化的な影響を受けた本や動画はありますか?最近何か印象に残るものは?
筒井
正直、最近は本や動画から影響を受けることは少ないですね。私の人生経験そのものが、一番の教訓となっています。
とても実践的なアプローチですね。では、将来に向けた夢や目標を教えてください。
筒井
私の夢は、自分のジムからK-1チャンピオンを育て上げることです。世界レベルで競い合える選手を輩出し、彼らが成功する姿を見ることが私の目標です。
非常に高い目標をお持ちですね。筒井さんの情熱が選手たちにも伝わっていることでしょう。本 日は貴重なお話をありがとうございました。
筒井氏のジム経営に対する情熱と哲学は、彼の言葉からも明らかです。「全部気持ちでどうにかなる」という座右の銘を持ち、選手育成における楽しさを重視する姿勢が、多くの成功を収めています。地元密着型でコミュニ ティと連携し、K-1チャンピオンを育成するという壮大な夢に向かって、日々のトレーニングが積み重ねられてい ます。筒井氏の真摯な取り組みが、これからも多くの選手たちに影響を与え続けることでしょう。